モデリング ~魔法少女まどか☆マギカ 鹿目詢子 ママ~
こんな時、あの人だったらどうするだろう?自分もあの人みたいになれたら・・・と思う人の動作や行動・思考など、真似ることをモデリングといいます。
私は結婚をしていないので、子供と接する機会が極端に少ないのです。だから子供と接する機会がある時は、こういう大人であっていたいという理想像を持たないと、必要以上に子供を子供として扱ってしまいそうで不安に思っています。
魔法少女まどか☆マギカ というアニメがあるのですが・・・ご存知ですか?もう何年も前の作品になるのですが、可愛らしい絵からは想像が出来ないくらい、ダークファンタジーなアニメです。そのアニメに登場する主人公のママ、鹿目詢子が私にとってのモデリング対象です。
一見、友だち親子のような言葉遣いなのですが、決して友だち親子の関係ではなく、子供をちゃんとひとりの個人として扱っていて、子供を信じて見守る姿勢だったり、助けが必要な時は隣にいる・・・ホントに素敵でカッコいいママなのです。
色々と考えさせられる内容のアニメなので、観ていない方には是非観て頂けたらなぁと思っているのですが、今日は私のお気に入りのママの台詞をご紹介したいと思います。
まどか、あんたはイイ子に育った。嘘もつかないし、悪いこともしない。いつだって正しくあろうと頑張ってる。子供してはもう合格だ。だからさ、大人になる前に、今度は転び方もちゃんと勉強しときな。若いうちはケガの治りも早い。今のうちに上手な転び方を覚えといたら、後々きっと役に立つよ・・・大人になっちゃうとね、どんどん間違うのが難しくなっちゃうんだ。背負ったものが増えるほど、下手を打てなくなっていく・・・
そうなんです。大人になると、間違えるのが怖くなってしまい、下手を打てなくなるなるのです。そして何よりも、若い頃にちゃんと転んでおけば良かったなと、このママの言葉を聴いてそう思うのです。
悔しいけどね、正しいことだけ積み上げてけば、ハッピーエンドが手に入るって訳じゃない。むしろみんながみんな、自分の正しさを信じこんで意固地になるほどに、幸せって遠ざかってくもんだよ。
すごく胸に刺さります・・・ホントにそう思う。
たとえ綺麗じゃない方法だとしても、解決したいかい?なら間違えればいいさ。正しすぎるそのコの分まで、誰かが間違えてあげればいい。でもそれが、後になって正解だったって分かることがある。本当に他にどうしようもない程どん詰まりになったら、いっそ思い切って間違えちゃうのも手なんだよ。
親からこんな言葉を言ってもらえたら、どんなに勇気が湧くだろう。いつでも子供のことを支える覚悟と準備があるからこそ、こんなことを娘に伝えられるんだな・・・すごい信頼関係。
大人は誰だって辛いのさ。だから酒飲んでもいいってことになってんの。辛い分だけ楽しいぞ、大人は~
お酒を飲めない私にとっては、お酒を飲む人の気持ちが分かって、初めてうらやましいと思えた瞬間でした(笑)
こんな気の利いたことすぐには口からでてこないと思いますが、「こんなとき、ママだったら何て言葉をかけるだろう・・・」こう考えることで、頭はフル回転し答えを導きだそうとしてあらゆるアンテナが立ちはじめます。アンテナが立つと、ママの言葉でなくても別の言葉に出会ったり、自身の中から湧き出てくることもあるでしょう。だからこそ、モデリングはすごくお勧めなのです。
迷った時こそモデリング、あなたならどんな人を真似てみたいと思うでしょうか。
そしてそこから、どんな行動に移っていくんでしょうね・・・
真似してみることから、なりたい自分に近づけるような気がします。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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