無知は恐怖に比例する

以前、友人のムシ博士くんがこんなことを教えてくれました。みんなはゴキブリのこと、怖がるでしょ？動きは速いし、急に自分の方に飛んでくるし。自分はゴキブリのことが好きではないんだけど、怖くはないんだ。ゴキブリが飛ぶのは交尾期に入ったオスだけだし、いつでも飛んでくるわけじゃない。みんなよく知らないから怖いんだね。無知は恐怖に比例するよ。

何十年も前に教えてもらった言葉ですが、今でもはっきりと覚えています。
なるほど。私たちは知らない事に対して一抹の恐怖を抱くのかも知れません。それが予想しない動きをするものであったなら、なお更です。

そして昨日こんな事がありました。会社のパソコンを入れ替えるにあたって、上司のパソコンを最上位スペックから適正スペックへと変更しようとしましたが、どうも納得されない様子です。これもやはり、パソコンを詳しく知らない故の不安なんだと思います。もちろんステイタスとして、社内で一番のハイスペックを所持したいとの気持ちもあることと思いますが、それよりもスペックが落ちることによって業務に支障が出てしまうのではないかと、そちらの不安が大きい様に思います。

不安を抱いたまま日々の業務を行ってもあまり良い事がなさそうなので、おそらくハイスペックモデルにチェンジすると思いますが、無用な不安や恐怖を招かぬよう、またはコスト面にもおいてもメーカーの思惑に惑わされぬよう、知る、調べるという行為は大切なことなんだと改めて思いました。そうすることで、【恐れるに足らず】と思うことが出来るかも知れませんね。

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