言葉にして気付くこと
【失敗したくない】と【成功させたい】どちらも、失敗しなかった時と成功した時の結果は大差ない、というよりもむしろ同じ結果?失敗しなかったから成功した。もしくは、成功したから失敗などしなかった・・・
以前の私はどちらかといえば、失敗しないように頑張る でした。最近はというと、成功したいから頑張る に考えがシフトしてきたように思います。これは考え方の違いなのでどちらが良い悪いではないのですが、【成功したいから頑張る】とした方が、失敗のイメージを引きずらない様に思えてきたのです。
例えば仕事でメールの宛先を間違えてしまった時もそうでしたが、正しい宛先にメールする!と決めたら、まずは頻繁に送る内容のメールのひな形を作り、最初から宛先を登録すれば良い。と考えました。一方、宛先を間違えない様に送らないと・・・とすると、毎回メールを送る時に指差し確認をすることになります。(これはこれで大事なことなのですが、それでも宛先を間違えてしまうことがありました)
とある試験に落ちた件についても振り返りの反省は必要ですが、いつまでも出来なかった事を振り返ることよりも、次はこうしたら上手くいく!と考えることで練習が楽しみになったのです。しかし、すんなりとこの考え方に行き着いた訳ではありません。頭の中だけで考えてたうちは、失敗しないように、失敗しないように・・・と半ば呪文の様に唱え、上手くいく方法を考えることよりもひたすら復習や練習のみ。失敗しないように数をこなすことで安心感を得ているイメージです。
しばらくすると今度は頭の中で考えるだけではなく、言葉や文字に起こすようになりました。そうすることで、ある変化が起きました。
それは気付きです。
言葉や文字にすることで具体的な改善点に気が付きます。それは自分の考えを一旦身体の外に出し、そしてまた、視覚や聴覚を通して身体の中に戻すからでしょうか。頭の中で考えて、そしてアウトプットしてからのインプット。手間をかけた分、見えなかった輪郭がはっきりと写り、それが何者であったのか姿を確認出来たイメージです。確認出来たからこそ次の一手が打てるのです。
成功する為には、次にどんな一手を打つか
言葉してみることで沢山の気付きがあります。それらは自分からのギフトではないでしょうか・・・遠慮せずにもらっておきましょう(笑)