お願いすることも気配りのひとつ
人にお願いするって、それだけでしんどい。だったら自分でやってしまおう。こう思われる方は多いのかも知れません。些細なことや、普段、自分の役割であることなら尚更そう感じてしまいますよね。そしてそんな方ほど、人が困っているとき、言われなくても率先して手を差し出すマインドを持ちあわせているような気がします。
そしてこのマインド。実は誰もが持てるものではなく、一種の才能だと私は思っています。今、手伝ってもらえたら、すごく助かるんだけどな・・・と、このタイミングに気付けない人がほとんどではないでしょうか?
自分自身は自然に動けるので、人が思うような行動に移ってくれないとがっかりするし、がっかりしたくないから、先に自分でやってしまう。
ひどく疲れた時や調子の悪いときの片付けで、「大丈夫、ゆっくりでいいよ〜」って言葉、絶望しかないですよね。「大丈夫、やっとくよ〜」って言ってくれないんだ・・・
そのお気持ち、分かります。想像しただけで切ない・・・。そして同時に、こんな風にも思います。元々気遣いの才能を持ち合わしていない人に、気遣って欲しいというのも酷だよね・・・と。
プロでもないのに、ストライクゾーンに150キロのボールを投げろと言われても無理なように、気遣いを操れない人に気遣いを表現しろというのは、やはり無理があるんです。だとしたら、お願いすることで相手に表現できる機会が与えられる、という考え方はどうでしょうか?相手に負担がかからないほどのお願いが、相手にも自分にとっても優しさの表現。
人にお願いするって、それだけでしんどいですよね。せめてそのしんどさを、お願いした後の「いいよ〜」で軽減したいじゃないですか。気遣ってよ、気付いてよ!のネガティブなストロークではなく、これをちょっと手伝ってくれたら、ホント助かるわ〜のプラスのストロークで伝えられたとしたら、次の展開はいつもと違うものになっているかも知れません。試してみる価値はあると思います。
例えは少し違いますが、私が小さな気遣いとして実践していることと。
掃除を全部自分ひとりでやらない。朝早く掃除を始められたとしても、後からきたメンバーのためにちょっとした掃除場所を残しておく。私も助かるし、後からきたメンバーも、掃除を全部やらせてしまった・・・と必要以上に罪悪感を持たなくてすむと思うのです。そしてお願いすることは、案外慣れてくるものなので、どんどんちゃっかりと、楽しちゃいましょう(笑)
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