言語と非言語を一致させる
自分自身が伝えたいと思っていることが、相手にズレて伝わってしまったってこと、ありませんか?
現在、順調に継続できていることがあります。一方で継続を優先させるあまり、そもそもの目的がずれてしまったように感じている。それが楽しくない。という事実を伝えたときに、私が相手に伝えたかった気持ちの割合は、
- とりあえず継続していることで自分への承認 → 8割
- 目的がずれてしまったことをどうとらえるか → 2割
これを伝えたかったんです。単純に嬉しいや不安、といった気持ちではなかったので、真面目な表情をしていたのでしょう。真面目な話は時として、無表情になりがちです。相手はそんな私の表情を汲み取って、継続できている事実よりも、目的がずれてしまったことに焦点をあて、問題解決の方向性で会話が進行されていきました。
普段からあんなに言語と非言語を一致させることが大事だと、人にも自分自身にも言っていたのに・・・明るくはつらつとした表情で語っていたら、プラスのストロークで話していたら、相手に不要な心配をさせることはなかったことでしょう。あるいは迷いの気持ちが不安として、無意識に表情に表れてしまったのかも知れません。
ところで、メラビアンの法則というのをご存知でしょうか?
視覚、聴覚、言語の3つの情報を元に、矛盾したメッセージ(情報)を与えられたとき、人はどれを優先して受け止めるかということを、研究と実験に基づいて数値化したものです。
言語情報とは、話の内容です。視覚情報は、表情やしぐさになり、聴覚は話し方だと思ってください。矛盾したメッセージとは、例えばこんな感じ。
- (うつむき加減で力なく、弱々しい声で)とっても元気です・・・
- (満面の笑顔で胸を張り大きな声で)とんでもなく絶不調!あ~疲れた!!
人はその言葉通りに受け取るのか、そうでないのか。
とっても元気です・・・と言ってはいるものの、とても元気があるようには見えません。かたや、とんでもなく絶不調!あ~疲れた!!と言っている姿に充実した様子が見て取れますが、本当に絶不調なんだろうか、と思ってしまうほど元気に見えます。
このようにメラビアンは、それぞれの情報の影響力は、
視覚:55%
聴覚:38%
言語:7%
の割合であると結論付けています。
今回、私の伝えたいことが相手にズレて伝わってしまったことは、例の1にあげたように、言語と非言語が一致していなかったことに原因がありそうです。
伝える時は言語と非言語を一致させて伝える。聴くときは、無意識になりがちな非言語に意識を向けて、相手が何を伝えたいのかを感じ取る。そうすることで、相手の本音や真意を汲み取る。コミュニケーションの効果性を高めるためには、言語コミュニケーションだけでなく、無意識になりがちな、非言語コミュニケーションにも意識を向ける必要があるといえます。
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