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今、必要なものは何ですか?

その道の素人だからこそ、遠慮してはいけない

先日、とあるものをデザインして頂きました。人生初めての発注だったので、期待が90%、不安が10% のほぼワクワクした状態での依頼です。無事デザインを納めて頂いて、あとは私が形にするのみ。そして今回は、何かしら初めての注文をする際に、きちんと詰めておかなければならないこと、そして感じたことをここにまとめておきたいと思います。

 

 

まず、その道の素人だからこそ、遠慮せずに最初の段階で細かく確認事項を潰していこう!出来るだけ最初の段階でクリアに出来るところはクリアにした方が、後味の良いお取引になる。

 

 

1.見積もり明細の確認

見積もりがオプション単純積み上げ方式なのか?それともセット形式のように、何と何を合わせると値引きが発生するのか、等々

2.デザイン修正回数の確認 ※デザイン発注の場合

大幅な修正はMAX〇回を限度、字の抜き差し等、単純修正に関してはプラス〇回までなら許容範囲、等々

3.商品を説明をどこまでしてもらえるかの確認

例えば3つの商品から1つを選ぶことは比較的容易いけども、100ある商品の中から1つを選ぶのはとても難しい作業になります。どこまで商品説明に付き合ってもらえるのか?もしくはお勧め別、シミュレーション選択などしてもらえるのか?等々

 

最低でもこの3つは、とことん押さえなくてはならない項目のように感じました。特に3の詰めどころが分かりにくいので、最初の段階で適切なコミュニケーションを取らないと、考えている時間=連絡が取れない と双方の感じ方のずれが生じてしまいます。今回私は3の段階で自分で選ぶ作業に時間が掛かってしまい、先方様を不安にさせてしまったようです。

 

手に取ったことのない商品を選ぶのは、本当に難しい作業です。質感や厚み、色、webサイトでは限界があります。選択肢が多ければ多い程、何を選んでよいのかが分からなくなるのです。例えば想像してみてください。これが香りだとしたら・・・

 

シトラス/フローラル/フルーティー/グリーン/

ハーバル/ミント/ウッディー/スパイシー/

バルサム/モッシー/スイート/アニマル/

ムスキー/アンバー/レザー/パウダリー/

アニス/メディシナル/マリン/ワキシー ・・・

 

香りをよくご存じの方なら、おおよその香りの検討はつくと思いますが、よくご存じでない方にとっては何が何だか、自分の好みの香りって一体どれだろうか・・・と迷われてしまうことと思います。実際の店舗などで香りを嗅ぐと、この香りは好きだな~って感じられると思うのですが、文字で説明されても限界を感じてしまいますよね。まさに私がつまづいてしまったのが、よく分からないものを選択しなければならない理由からでした。

 

軽くお勧め頂いたものはあったのですが、お勧め頂いてもイメージが湧かなければ元も子もありません。webサイトにいっても、商品説明の言葉は同じような言葉でしたのでサンプルを取り寄せたりもしました。そして迷いどころが、商品のことをデザイナーさんに聞いた方が良いのかそれとも、webサイト側に聞いた方が良いのか、かなり迷いました。この迷いの時間が先方様にとっては、音信不通タイムと感じてしまったようです。迷っているので少々お時間を頂きたいですと私の方から一言添えれば良かったんですよね・・・反省。

 

 

コミュニケーションにおける鉄則ですが、お互いに観念のメガネをかけている、ということを忘れてはいけません。観念のメガネとは、相手も自分と同じように見えているだろう・・という思い込みです。

 

 

からしてみれば、最初にド素人ということをお伝えしているので、勝手が分からないのは理解していただけているだろう・・・という思い込み。

先方様からしてみれば、出来る限り丁寧に説明をしているので、十分理解できているだろう・・・という思い込み。

 

 

そして今回はネット上での顔が見えない同士のお取引だったので、このすれ違いは顕著に表れてしまいました。私たちが普段コミュニケーションを取る際には、言語の他にも非言語をフル活用してコミュニケーションを行います。表情や会話の間、声の大きさ等で、相手に伝わっているかどうかをその場その場で判断しています。それがネット上では文字のやり取りだけになってしまうので、真意が伝わりにくいのです。

 

 

こんなことを聞いては相手が気を悪くしてしまうかな?のような気づかいは無用です。むしろ細かく丁寧に聞いた方が、取引に対しての熱心さが相手に伝わるのではないでしょうか・・・この私の経験を、新規お取引をする際に参考にして頂けたら幸いです。

 

 

 

 

今日も読んで下さり、ありがとうございます。

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