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自己重要感の満たし方 〜横柄な態度編〜

通勤電車で起こる毎朝のいざこざ。まさにパーソナルスペースの侵害からくるストレスですよね。そして〜すべき、の正義のぶつかり合いの戦闘場所にもなっています。これはちょうど今朝のはなし。少しでも誰かが近くに来ようものなら、両ひじを使って排除するが方いました。そして電車を降りる際には、

 

降りる!

 

と怒りに満ち満ちた声を上げ、人を避けさせながら降りていきました。まわりの乗客達は特に言葉を交わしていませんでしたが、一様にホッとした空気が流れたものです。ストレッサーがひとつ消えた(笑)

 

私たちは自分自身のことを価値のある存在だと思っていたいし、人からも同じように価値のある存在だと認めて欲しいと思っています。これを【自己重要感】と呼ぶのですが、この思いは老若男女誰しもが持っている人間の根源的な欲求で、自分を認めてもらい、そして存在価値を確かめたいという欲求を生まれながらに持っているのです。

 

この自己重要感を満たす為に私たちはありとあらゆる手段を使っていて、電車で頑なに自分のパーソナルスペースを主張されていた方もまた、粗暴に振る舞うことで自己重要感を満たしていたのです。

 

(自分は人混みが苦手 だから触れない様にもっと気を使いなさい)

 

粗暴な振る舞いをすることで、まわりの人は気を使います。そうすると、この様に振る舞えば、人は自分に気を使ってくれる。まわりと違う扱いを受けられる・・・とちょっとしたVIP感を得られます。あくまでもこの感情は無意識ですが、こんな心理状況です。

 

自己重要感の満たし方はこの方の様にネガティブな満たし方もあるのですが、ポジティブな満たし方も当然存在します。色々な満たし方がありますので、この満たし方は是非紹介したい!というような事案に遭遇した際にはその都度お伝えしますね。

 

自己重要感の存在を知ることは、コミュニケーションの核心にあたります。また自己重要感を満たすコミュニケーションをとることで、信頼関係の構築につながり、豊かで幸せな歩みに繋がります。私がコミュニケーションの可能性を伝えていこうと思ったのも、全てはここからでした。初回がネガティブバージョンの横柄編とは、実に微妙ですが、今日自分に出された課題があの方を通してあったんだと。そう思うことにしています(笑)

 

今後ブログでお伝えしていきたい内容に、自己重要感を満たすことを意識したトレーニングがありますが、それは聴き方だったり伝え方だったりします。トレーニングと聞くとついついテクニック的なものに走りがちですが、私がお伝えしたいのは、あくまでもマインドあってのスキルです。

 

私たちには、心があります。心があるからこそ、スキルやテクニックだけでは信頼関係を築くことは出来ません。

 

だからこそ自己重要感というキーワードが必要不可欠になります。そしてこのトレーニングは、地味な筋トレのようで劇的な変化はすぐには表れません。しかし必ずその時はやって来ます。幸せの分岐点は、目指そうと思った時に、そっと隣に現れるのかも知れませんね。

 

 

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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