次の成功体験に向けて、今あるこだわりを手放す
この1年、新しい学びに触れる際、環境や講師の先生に対して線を引いてしまう自分がいます。多くは教室運営に関しての考え方や捉え方の違いから起こる私自身の心の葛藤なのですが、例えばどんなことかというと・・・
- 開始時刻になっても講義が始まらない
- 予定終了時刻になっても、一向に講義が終わる気配がない
- このプログラムは付け焼刃ではないのか
- 校内に足を踏み入れた瞬間には、講師としてのスイッチは入っていて欲しい
- 一般及び企業のお客様と比べると、生徒の扱いが軽んじられている気がする(生徒といえども料金が発生しているからお客様には違いない)
以前の私だったらこのようなことは特に気にしない性格だったのですが、40半ばになっての大きなチャレンジを機に、細かなことがこだわりの一部となって私に根を張り始めました。
このこだわり達については思い当たる節があり、それは コミュニケーション・トレーナー資格取得に向けて最後までやりぬいた成功体験からきています。そしてこの時、トレーナーとしてのあり方を徹底的に叩き込まれました。成功体験は私の数少ない誇で、自信を持って歩んでいける人生の羅針盤となったのですが、この成功体験にこだわり続けていると新たな学びに支障をきたすことに気が付いたのです。ですからもう1年以上経ったのを機に、私はこの成功体験を手放すことにしました。トレーナーとしてのあり方は、自分が実際に人前に立つときに大事にすればいいのであって、学びを吸収する時は目一杯吸収しなくちゃもったいない。そして何よりも相手に敬意を示すことがコミュニケーションの基本。こんな風に思えるようになったのも、自分が苛立ちと向き合ったり、見たくないものに蓋をしなかったこと。そして適切な時期(言葉を受け取れる準備が整った時)に、他の方の言葉がすっと降りてきたからです。タイミングって大事なんですね。
成長に必要なものが自分の外側にあり、受け取りにくいものでも受け取ろうという姿勢が、新たな成功体験に繋がる・・・
こんな感じで、また目が覚めました。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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