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ありのままの自分を育むトレーニング

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今、必要なものは何ですか?

相手の気持ちを想像するということ

相手の気持ちを想像する・・・想像は、あくまでも自分の経験値からくるものなので、自分が想像した気持ちと、相手の感じている気持ちが同じとは限りません。ましてや、自分自身が悩みに感じないことを相手が悩んでいたら、(なんでそんなことを悩むのか?)と思い、想像すら出来ないかも知れません。しかし相手の気持ちが分からない・・・間違っていたらどうしよう・・・と、想像することを放棄してしまったら、自分が理解出来る感情は、このままずっと自分の経験値のみとなり、さらに深みを増すことはないでしょう。

 

 

私たちは何だかんだ言って、自分の気持ちを相手に理解して欲しいのです。自分を理解してくれる人に対しては心をゆるし、助言なども受け入れてみようと思います。ところが、自分のことを理解してくれない、理解しようともしない人に対しては、話しても無駄、話したくもないし協力なんてもっての外・・・というように、行動も次第に制限されてしまいます。

 

 

普段私たちが行動に移すとき、無意識で行っていることがほとんどですが、その行動の奥には感情が深く関わっています。ですから、その感情に触れないことには行動が変わりにくい。と私は思っています。感情に触れるとは、相手がどんな気持ちでいるのか想像し、共感するということです。

 

 

時にその共感が、相手の気持ちと大分ずれた感じになることもあるでしょう。私もずい分と、とんちんかんなことを言ってしまうことがあります。あれあれ、違うかな?と思うときは自分の五感をフル活動させて、相手の視線や声の調子、返ってくる返事など、今、自分は相手の気持ちを理解できているのか?と、注意深く聴くようにしています。見当違いなことを言ってるな~と焦ってしまうと五感はまったく働かず、気持ちばかりが急いてしまって、相手が発信しているヒントを見逃してしまいます。

 

 

そうなんです。気付いてほしい気持ちや感情のヒントは、結構な頻度で発信されているんです。相手に気付いて欲しくて、私もヒントを投げていたことに最近気が付きました。相手のヒントに気付くには、まず、自分の思い込みを意識することが大切です。決めつけて話していないか、独りよがりになっていないか。そしてなにより、相手を尊重する気持ちをもって聴いているか・・・

 

 

自分と他人は違っていて当然です。自分と同じ人など誰一人としていないのです。想像力と五感をフル活動させて、相手の気持ち、感情に触れてみる・・・それは相手のことを理解する努力でもありますが、自分の心を豊かにする作業の一環でもあるのかなと・・・心について学び始めてから、そんなことを実感するばかりです。

 

 

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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