大人の反抗期
思春期に反抗期を経験したのに、大人になってから反抗期が再びやってきた・・・
既に反抗期は経験済なのでこのイライラした感じとか、親と話をしたくないとか、昔感じたあの感情・・・反抗期と似ている・・・思い当たることはないですか?自分自身も既に大人になっているので、この感情自体が親への甘えと分かっている。だからこそ感情をコントロールできない自分に苛立ちますよね。
この大人の反抗期が始まったきっかけは、人それぞれだと思います。
親の老いを認めたくない
自分が大切にしているものを、大切なものとして扱ってもらえなかった
仕事や恋愛がうまくいかない 等々
子供はいくつになっても子供だから、(子供の口から言うのはおこがましいですが)やっぱり自分のわがままをそのまんま受け止めて欲しいのが、【親】なんですよね。本当は親にこうして欲しかった、ああして欲しかった・・・しかし、過去に戻ることはできませんから、ここでいったん、自分の感情を吐き出してしまいましょう。
思いのたけを、箇条書きで構わないので紙に書きだします。例えばこんな感じに。
- いきなり老け込んじゃって・・・そんなの嫌だよ
- 耳が遠いのなら、補聴器つけてよ
- あのコはペットじゃなくて大事な家族でしょ
- 天国にいっちゃったんだから、もっと一緒に悲しんでよ
- 仕事でうまくいかない こんなはずじゃない 落ち込んでるの気づいてよ
- 男の人を見る目がないの、お母さんに似ちゃったんだよ
・・・とこんな感じに。そしてその言葉を受けて、自分が親だったらどんな言葉をかえしてくれるだろうか?と想像して自分に言葉をかけてみてください。
- そう?お母さん、最近老けちゃった?ごめんね、心配かけちゃって・・・少しは歩かないとダメかしらね
- 声は聞こえるんだけど、何言ってるか聞き取れないの・・・ごめんね
- そうだったね、こんなに長い間一緒に暮らしてきたんだもんね そうだ あのコは家族だね
- お前が辛そうにしているのを見たくなかったんだ ごめんよ・・・
- そうか、カラ元気にしてたんだね いつだってお前はそうやって意地を張る子だったな 家では気持ちをぶつけてもいいぞ
- そうか・・・お父さん選んだの、お母さんだもんね・・・センスないとこ似なくてもいいのに、似ちゃったか・・・でもあれでも少しは良いとこあるのよ
あなたの気持ちを親は知らなかっただけなんです。だからあなたの気持ちを初めて聞いた親になりきって、自分に言葉をかけてください。そして実際に親と顔を合わせたとき、親の方も恥ずかしくて、何食わぬ顔でいつも通りあなたと接していると思ってください。でもあなたにかけた言葉は、あなたの身体を借りて親が言った言葉です。
急に反抗期が収まらないかも知れません。勇気を出してあいさつだけでも自分から言葉をかわしてみませんか?
おはよう
ただいま
何気ない言葉が美しく響いて聞こえるのは私だけでしょうか・・・・・・
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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